金属加工を、極める。
私たちは国際航空宇宙品質マネジメント規格JISQ9100に基づく品質管理力で、金属機械加工の業界において1番頼れる企業を目指して日々技術を磨いています。
また、モノづくりネットワークを活かし、材料調達・熱処理・溶接・表面処理・非破壊検査などの特殊工程から組立まで、「何でも依頼できる」のが川崎製作所です。
01技術力
旋盤やマシニング加工に代表される技術力。
アルミなどの快削鋼はもちろんですが、特にインコネルやハステロイ、ルネなど、高硬度難削材の高精度加工は大変難しいですが、50年以上の会社の歴史の中で磨かれた技術を持つ当社ではそれが可能です。ISO9001の航空宇宙版であるJIS Q 9100を認証取得しており、ボーイングの旅客機に採用されている金属シールや、ボンバルディアのプライベートジェットに採用されているファンケースなど、航空宇宙部品製造が得意分野です。薄肉で複雑形状の部品などを“ネジ雇”などの技術を駆使することで可能にしています。また、機械加工だけでは完結せず、様々な特殊工程など前後工程が多く、非常に手間がかかる部品でも、独自のノウハウとネットワークを活かしてワンストップで受託することが出来ます。
02品質保証力
世界最大クラスの大型三次元測定機に代表される品質保証力。
室温20℃±1℃の厳格な温度管理環境において、手のひらサイズから最大で4mまでの大型ワークの三次元測定が可能で、そんな大型ワークの測定でも保証精度は10ミクロンと、非常に高精度なパフォーマンスを有しています。ISO9001の航空宇宙版であるJIS Q 9100を認証取得しており、ボーイング787のエンジン部品検査を日々行っており、お客様から高い信頼を頂いております。また、お客様から図面と製品をお預かりし三次元測定と品質保証を代行する、三次元受託測定が大変ご好評を頂いております。自社に三次元測定機が無い、もしくは保有しているがサイズ的に載らない、幾何公差が複雑で測り方がわからないなど、お客様のお困りごとをすべて解決します。
03提案力
航空宇宙部品加工で鍛え抜かれた工程設計に代表される提案力。
薄肉で複雑形状の部品など、どんな工程順で加工して良いかわからない、どんな治具でクランプしたら良いかわからない、どんな工具で加工したらよいかわからない、そんなお客様のお悩みを提案力で解決いたします。特にインコネルやハステロイ、ステンレス、SKDなど、熱処理による応力除去焼鈍(ストレスリリーフ・アニーリング)や調質が必要な場合、その条件設定や変形量予測も含めてご相談いただけます。お客様と共同での試作や新規部品開発、新材料のテスト加工など、トライアル要素が高く、難易度が高ければ高いほど、他社に無い独自技術、ノウハウを保有する当社は優位性を発揮します。
04人財育成力
成長支援制度に代表される人財育成力。
航空宇宙部品の加工は難易度が高く、作業にあたる人財を育成するのも一筋縄ではいきません。そのため、社員教育の仕組みに独自の工夫を施しています。
具体的には、キャリアステップの礎となる成長支援制度の導入により、社員一人ひとりに対して、きめ細かい目標計画設定と実行後の評価、そして評価後のフィードバックを行うシステムで、その人に合った適切なフォローアップ体制を構築し、着実に成長していける環境を創っています。上記と併せて、作業マニュアルやチェックシートの充実との相乗効果で人財の質において優位性を発揮します。